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おいしいお米の炊き方

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1.適切な炊飯量

炊飯容量:「釜の大きさ」と「炊く量」との関係
昔から、美味しい飯を炊きあげるには釜張り(釜の容積一杯の量を炊くこと)ではなく、6から8割炊きが一番美味しく炊けるとされています。実際に釜の容量に対する炊飯量の比率から炊きあがりの飯の美味しさを評価すると下記の表のようになります。

炊飯量による食味の違い
炊飯量
(釜の容積に対する率)
食味評価
(点数評価)
備考
4/5・3/5
100
6から8割炊きがベスト
1/5
85
容量が少なく焼きが入る可能性がある
2/5
70
1から3/5は可も不可もない
5/5
50
最悪条件:避けるべき

 

やはり6から8割炊きが一番美味しく、10割炊き(釜張り)は避けるべきといえそうです。
2割から4割の容量ですと食味の評価に大差はなく、むしろ釜の熱特性と水加減とのバランスで調整ということになります。
つまり、炊きあがりによる水加減ということです。新しく炊飯釜を購入するときの目安としても参考にして下さい。
例えば毎日3から4合炊くお宅の場合、5合炊きの炊飯釜が最適ということになります。
炊飯釜は毎日最適な状態のご飯が食べれるよう選びましょう。

 

2.洗米に関して

1.手で洗米する場合

1.最初はお米を研がずにすぐに流してください。何故ならば白米の表面には米ぬかが残っています。そのため、水を注いでいただくと真っ白になります。
その水を白米が吸うことにより米ぬかが白米の表面に付着するため、炊き上がりや保温に影響し、食味の低下を招く恐れがあります。

2.白米を研ぐ時の注意点は、両手で白米を包むように(拝む様な感じです)白米全体を研いでください。
このとき、白米が割れる事もありますので力いっぱいはやらないよう注意してください。
ゆっくりではなく素早く研ぎ、まめに水を交換して下さい。

3.研ぎ水が透明になるまで白米を研ぐことはございません。あまりにも研ぎ過ぎますと白米のうまみやデンプン等まで逃げてしまいますので、若干白く濁り気味くらいがちょうど良い研ぎ加減になります。

2.ライスロボをご使用の場合

1. お米を洗浄する部分に米ぬかが徐々にこびりついていきますので1週間に2度は必ず掃除をしてください。

2. 洗浄部分に、米ぬかが残りますと適正な水加減が出来なくなり、炊飯後の匂いや劣化の原因にもなりますので、十分ご注意してください。

3. 水温が高くなると雑菌等が繁殖しやすい夏場は炊飯される前に水の交換をしてください。

 

3.浸けおき(吸水)時間

最もおろそかにされがちですが、最も重要な要素が炊飯前の浸けおき時間、すなわちお米の吸水時間です。
お米を水洗し、水加減してすぐに炊飯器のスイッチを入れると、加熱時に米粒内部まで水がいきわたるまえに米粒表面にノリ層が出来てしまい、米粒内部まで水がいきわたらず、また熱が米粒内部まで伝わりくくなり粘りのないパサパサした「ご飯」になってしまいます。
理想的な吸水時間は2時間とされていますが、水温による吸水速度が違いますので次表を目安にして下さい。

季節
水温
浸けおき時間
5℃
2時間
春、秋
20
1時間
30
1時間
夏場:米粒表面の酸化被膜による吸水率低下を考えると1時間

 

時間がなくとも、最低「1時間の浸けおき」をお勧めします。
(もっと時間を短縮したい方は:30℃から40℃のぬるま湯に30分間浸けおきしてください)
お米を水洗し、水加減してすぐに炊飯器のスイッチを入れていた人(いわゆる「いら炊き」をしていた人)はこれだけで、驚くほどの「食味の向上」を体験できます。
まさしく"Time is money"です。
是非一度お試しください。